±PLUS


JR昼特きっぷを活用する






【重要】
昼特きっぷは2018年9月末で廃止されました.


JR西日本には「昼間特割きっぷ」(通称:昼特)という回数券が販売されています.

昼特きっぷは普通乗車券に比べ大幅に料金が安いので,関西では非常に利用価値の高いきっぷです.

<注>:「昼」ではなく「昼」です.


昼特きっぷ(Wikipediaより)



昼間特割きっぷとは

  • 平日は10:00から17:00まで,土日祝および12/30-1/03は終日利用可能です
  • 平日は上記時間内に入場することが条件です.降車時刻に制限はありません
  • 有効期限は発売日より3ヶ月です
  • 利用エリア内の券売機で6枚綴りで購入することができます
  • 特急(急行)列車の乗車券として利用することもできます(特急北近畿で大阪⇔宝塚を移動する場合など)
  • 新幹線の乗車券としては利用できません

なお,昼特きっぷは「京都」「大阪」「北新地」「三ノ宮・元町」を発着とする区間の設定しかありません.例えば「京都⇔大阪」の昼特きっぷはありますが,「高槻⇔芦屋」のような区間の昼特きっぷは存在しません.この場合,「高槻⇔大阪」と「大阪⇔芦屋」の2枚の昼特きっぷを利用することになります.このとき高槻駅では「高槻⇔大阪」の切符を改札に通すことで入場し,芦屋駅では2枚のきっぷを同時投入して出場することが可能です.
なお,金券ショップでは昼特きっぷの複数セット販売も普通に行われています.ですので「高槻から芦屋までの昼特をください」とだけ言えば,特にそれ以上何も言わなくても「高槻⇔大阪」と「大阪⇔芦屋」の2枚の昼特きっぷが渡されます.



利用可能エリア

  • JR京都線 京都駅―大阪駅
  • JR神戸線 大阪駅―元町駅
  • JR宝塚線 大阪駅―宝塚駅
  • JR東西線 尼崎駅―北新地駅




昼特きっぷ利用上の注意点

  • 尼崎以遠(立花・塚口方面)の各駅と大阪または北新地を設定区間とする昼特きっぷについては,きっぷの表示に関わらず大阪または北新地で乗り降りできます
  • ただし,「大阪」を設定区間とする昼特きっぷについては,北新地では乗り降りできますが「加島」「御幣島」「海老江」「新福島」では乗り降りできません.
    例えば「芦屋⇔大阪」の昼特きっぷを利用して芦屋駅から乗車した場合,北新地駅では降りることができますが,「加島」「御幣島」「海老江」「新福島」では降りることができません
  • 同様に,「北新地」を設定区間とする昼特きっぷについては,大阪では乗り降りできますが,「塚本」では乗り降りできません.
    例えば「芦屋⇔北新地」の昼特きっぷを利用して芦屋駅から乗車した場合,大阪駅では降りることができますが,塚本駅では降りることができません
  • 京都方面から大阪駅を設定区間とする昼特きっぷでは,北新地駅は利用できません.
    例えば「高槻⇔大阪」の昼特きっぷを利用して高槻駅から乗車した場合,北新地駅では降りることができません
  • 三ノ宮駅と元町駅は昼特きっぷでは「三ノ宮・元町」というひとくくりの設定になります
  • 大阪・北新地周辺の路線図は下図を参考にして下さい
  • 昼特きっぷは各設定区間の発着となる駅に限って発売されます.例えば京都駅で「大阪⇔芦屋」の昼特きっぷを買うことはできません
大阪・北新地近郊路線図