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テクニカル指標解説:RSIとは?






ここではテクニカル指標として用いられる「RSI」について詳しく解説します.



RSIとは


RSI(Relative Strength Index)とは,日本語では相対力指数と呼ばれ,「売られすぎ」「買われすぎ」のサインを示す指標として用いられます.


RSIの定義(一般に用いられる形)は次の通りです.


RSI


RSIの活用


例えば現在のUSD/JPYが10日間で以下のような値動きをしたとします.


終値(82)80827981838280828179
変動幅-2+2-3+2+2-1-2+2-1-2

10日間での「値上がり幅の合計」は2+2+2+2=8となります.

10日間での「値下がり幅の合計」は2+3+1+2+1+2=9となります.

よってRSI=8÷(8+9)×100≒47となります.


上の計算から見ても分かる通り,RSIは「値上がり幅の合計」>「値下がり幅の合計」であれば50より大きくなります.「値下がり幅の合計」>「値上がり幅の合計」であれば50より小さくなります.


このことからRSIは50を基準として,値が大きければ「買われすぎ」,小さければ「売られすぎ」を示すことが分かります.

上の例ではRSI=47と50に近いため,だいたい均衡している状態であると言えます.


一般にRSIの計算にはn=14や9を用い,RSIが30以下なら「売られすぎ」,70以上なら「買われすぎ」であると言われます.よって,30以下で反転したら「買い」,70以上で反転したら「売り」のように利用します.


実際のUSD/JPY(日足)のRSI(n=14)は次のようになります.


RSI



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