ニッコールレンズでお茶を飲む？？

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDでお茶を飲む

ニコンの「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED」というレンズをご存知でしょうか？これはニコンFXフォーマット用のズームレンズで，開放F値2.8という非常に明るいレンズです．そのため定価は27万8000円とかなりお高いです．

実は，この「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED」はお茶を飲むことができます（コーヒーでもジュースでも可）．しかもお茶用のAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDは定価3000円と大変お買い得です．

どういうこと？と思われる方もいらっしゃると思いますのでとりあえず現物を見てみましょう．

ずばり，これです．

重厚感のあるこのレンズには実は重要な秘密が隠されています．「Nikon」ロゴのレンズキャップをはずしてみると・・・

なんということでしょう！ポッカリと空洞になっているではありませんか！

ここにお好きな飲み物を注げば，ニッコールレンズがコップになるというわけです．

え？なにそれどういうこと？・・・とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが，実はこのレンズは，ニコンから公式に発売されているタンブラーで，その名も「ニッコールタンブラー 24-70」と言います．

これはAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを忠実に再現したオリジナル商品です．質感なども実に精巧に再現されていて，一見すると本当のニッコールレンズそのものです．側面の表示類なんかも本物そっくりです．

そのほか，このタンブラーは箱もニッコールレンズっぽくなっています．

また，専用のバッグも付属しています．

さて，これだけ精巧にできているとなると，やはり気になるのはマウント部分です．もしかしてＦマウントになっていてカメラに装着可能では・・・？？

というわけでリア部分を見てみます．

このように，ちゃんとレンズ裏ぶたがついています．しかもこのふたも着脱可能という凝り具合です．
これをはずしてみると・・・

残念ながらねじが切ってあるだけで，さすがにＦマウントにはなっていませんでした．

レンズとしてはとっても安いけどタンブラーとしてはちょっとお高いこの商品．実に良くできているので，お茶を入れるのはもったいないくらいです．カメラが好きなら，ニコン党の方でなくても一本持っておく価値があるのではないでしょうか．

「ニッコールタンブラー 24-70」は量販店などでは売られていないようですが，ニコンダイレクトから買うことができます．

ちなみに・・・「本物の」AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDはこんな感じです．

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