フィルムサイズの比較(4×5インチ)
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4×5インチ（シノゴ）のスペック
画面サイズの比較
4×5インチ
35mm
※画面サイズの全体比較画面はこちら
| 4×5インチ | 35mm | |
| 画面サイズ | 101.6mm×127mm | 24mm×36mm |
| 対角線長さ | 162.6mm | 43.3mm |
| 面積 | 12903.2mm2 | 864mm2 |
※4×5の実際の画面サイズはこれより若干小さくなります（上記寸法は4インチ・5インチをそれぞれミリメートルに換算した数値です）
中判の撮影サイズに比べていきなり段違いにサイズが大きくなりました．4×5インチ以上のサイズは大判フィルムと呼ばれます．中判以下のフィルムがロールフィルムなのに対し，大判フィルムはシートフィルム，つまり基本的に1枚ごとの撮影しかできません（4×5の場合はクイックロードなども使えますが）．
中判に比べても圧倒的に画面サイズが大きく，フィルムの等倍プリント(コンタクトプリント)でもサービスプリントよりも大きいくらいです．主にプロ用途に使われます．
大判カメラを作っているメーカーとなるとかなり限られます．代表的なブランドにはホースマン，ジナー，リンホフ，エボニー等があります．また，大判カメラの場合，カメラ本体は単なる箱に過ぎず，フィルムホルダーや大判レンズ（レンズシャッター付）を別に調達してカメラを組むという方法が取られます．AEやAFは使えないのですべてマニュアルで調整することになります．
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